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不定期コラム 徒然ではないのですが…34

2026年6月

同窓会員の先生方はすでにご存じだと思いますが、5月20日の日本整形外科学会社員総会で、2029年の基礎学術集会の会長に選出されました。改めて会員の先生方のご協力に深謝申し上げます。選挙運動や投票の雰囲気などについては、多分来年の同窓会誌に橋本 功准教授が詳細に書いてくれると思うので、今回は少しだけ書きたいと思います。

「僅差」。今回の東北大学と対抗大学の得票差は本当に「僅差」でした。おそらくは、日本整形外科学会の学会長選挙でも3指に入る激戦だったと思います。実際うちは出遅れていましたから、「東北が勝つとは誰も思っていなかった」と言う先生も多かったかもしれません。しかし、うちとしても立候補したからには勝たなければなりません。その意味では本当に、心の底からホッとしています。

今回の選挙運動で最も活躍してくれたのは橋本准教授です。弱気になりがちな僕を叱咤し、全国行脚の必要性を説き、秘書さんを巻き込んで訪問スケジュールをたて、行く先々でレンタカーを手配し、僕を疲れさせないように全て運転したばかりか、同行した秘書さんが好きそうな食事の予約まで、本当に何から何までしてくれました。また、医局から全国の教授や代議員にお願いの電話するのは結構なストレスです。面識のない先生も多く、また1回で捕まらない、電話のたらい回しが多いなど、本当に心が折れそうになります。橋本先生のアドバイスで、電話口まで呼び出すまでを教授秘書の高橋さんがしてくれ、ものすごくストレスが減りました。また、他の秘書さんも訪問の日時、場所の交渉、また訪問先では到着時間を予め車内から電話連絡し、スムーズな面会に繋げてくれました。橋本先生と秘書さんたちがいなかったら、全国行脚も挫折していたことでしょう。

また、OBの先生方のご支援も大きかった。立候補が決まって同窓会長の佐藤哲朗先生、小澤浩司先生、杉田健彦先生、北 純先生、金淵隆人先生たちと、招致委員会を立ち上げました。代議員名簿を作成し、担当者を決めて電話や学会、会議などでお声がけしていただきました。中でも助かったのが五味渕聡志先生の存在です。五味渕先生は宇都宮で開業されているので、若い会員の先生はあまりご存じないかもしれません。1994年に大学院大学が始まるまでは、整形外科から大学院に進学する先生は、2−3年に一人くらいでした。教授がこれは、と思った先生に白羽の矢を立てることが多かったようです。五味渕先生はその一人で、僕の2学年上、僕が帰局した1993年は大学院生だったと思います。同じ脊椎グループに配属されており、時々一緒に飲みに行きました。今はなき、鯨専門店「一の谷」の親父さんか女将さんが患者さんだったように記憶していますが、何回か「一の谷」にも連れて行ってもらいました(鯨美味しかったです)。他にも木町通三丁目公園のおでんの屋台や北仙台でもご馳走になった記憶があります(飲んでばかりですね)。その五味渕先生は、日整会の理事のほか、日本臨床整形外科学会の副理事長などの重職を歴任しているので、特に有力な開業医の知人・友人が多いのです。僕たち勤務医や大学人はあまり接触がありませんが、開業医の代議員も全体の1/4ほどいますから、ここにお声がけいただいたのは非常に助かりました。また、全国行脚の際も、誰を訪問すべきかのアドバイスをいただき、僕らはその通りに動きました。訪問先で言われるのは、決まって「五味渕先生から頼まれているから」でした。本当に五味渕先生のご尽力には感謝しかありません。

このように選挙戦を戦ってみて思うのは、いざという時の東北大学整形外科の医局・同窓会の結束の強さです。国分先生、井樋先生も色々な先生にお声がけしてくださったし、井上尚美先生や羽鳥正仁先生など各学会の重鎮の先生も学会関係者に積極的に連絡をとってくださいました。僕の苦戦を分かってくれていたので、「何とか相澤を男にしよう」と活動してくださったと思います。本当にありがとうございました。学会は2029年の10月4−5日仙台国際会議場で開催します。引き続きのご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。

写真は5月21日第99回日整会総会の同門会で。

相澤 俊峰

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