東北大学整形外科学教室

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不定期コラム 徒然ではないのですが…32

2026年3月

今年も日本専門医機構認定整形外科専門医の審査結果が発表され、専攻医4年目の全ての先生方が合格しました。本当におめでとうございます。現在の専門医は、研修プログラムが終わった時に受験するものですから、修了証という位置付けになります。つまり整形外科医として専門医機構が必要と考えている最低限の経験を積みましたという証明ですね。「本当の」整形外科専門医になるのは、これからの精進次第です。自分は整形外科医として恥ずかしくない知識と技量、使命感・義務感を持っている、と胸を張って言えるように今後も努力を続けることを期待しています。

さて、僕は教授に就任してから学友会バドミントン部の部長を務めています。いわゆる“全学”の部長です。驚いたのですが、部長の任命権は東北大学の総長にあるようで、僕にも当時の大野総長から任命状が届きました。僕の二代前で長くバドミントン部の部長を務めた工学部の教授は、「教授になるより部長になる方が難しいんだ」とよく仰っていました。東北大学の学友会には体育部が48団体、文化部が25団体、加えて報道部が正規の加盟団体として承認されています。そのほかに準加盟団体や登録団体もありますが、正規団体の部長は大学全体で74人しかいないことになります。医学部の教授より少ないですね。ちょっと自慢になります。この3月21日にその学友会バドミントン部の創部75周年総会と記念パーティが江陽グランドホテルで、現役、OB・OG 約150名が参加し盛大に行われました。この総会は創部50周年を機に始まり、現在は5年に一回開催されています。懐かしい顔と久しぶりに会えたし、逆にもう会えなくなった先輩もいました。会の最後に学生歌「青葉燃ゆるこのみちのく」を全員で合唱するのですが、少しウルウルしてしまいました。

いや前置きが長くなりました。その会で同期の一人に会いました。彼は工学部出身で、その後一流企業に勤め神奈川に居を構え、現在もそこで働いています。バドミントンは大学に入ってから始めました。全学の運動部ですから、初心者には練習はきつかったと思います。でも、決してやめずに卒業まで続けました。お子さんも巣立ち、今後の人生(いわゆる余生)を考えた時に、どうしても父親がやっていた葡萄作りを再開しようと思い立ちます。彼の父、祖父は愛知県で葡萄農家をしており、父親が亡くなられた後約30アールの葡萄畑(25 mプール12面分だそうです)は荒れ放題になっていました。そこを土の手入れから始めて、3年かけて葡萄が作れるようにし、昨年は1 tの収穫があったそうです。彼は現在、一週間に一回の出社を神奈川で、会社のテレワークと葡萄の世話を2時間かけて車で移動し愛知県安城市で行っています。大したものだなあ、と思います。「安城ぶどう」は31人で約10 tの出荷だそうですから、彼がいかに効率よく葡萄を栽培しているかがわかります。早速、今年のシャインマスカットを予約しました。本人曰く、ネット販売は評判がすぐに広がるので、良い品物しか出荷できないそうです。聞くとシャインマスカットが4房で昨年は送料込みで5,700円、安いですよね。皆さんもいかがですか?興味のある先生は「まるてる葡萄HP」(https://maruterubudou.sakura.ne.jp/wp/)を覗いてみてください。

こうして60歳になっても新しいことに挑戦している同期を見ると、まだまだ老け込めないな、と思います。非常に刺激を受けました。今年から葡萄は「まるてる葡萄」で買うと心に決めた一日でした。

相澤 俊峰

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