東北大学整形外科学教室

 特別なお知らせ

「平成30年度 後期研修医募集中」 募集期間:7月初旬〜

※ 詳細はこちらをクリックして下さい

学生・研修医の方へ

整形外科とは

赤ちゃんからお年寄りまで年齢・性別を問わずあらゆる患者さんが対象です

 整形外科では、人体を支える骨・関節・筋・靭帯・神経などから構成される運動器官の疾患・外傷に対する診療を行っています。診断から治療までを一貫して行い、「外科」と名づけられてはいますが、外科と内科を併せた総合的アプローチで患者さんの治療を進めます。頭部と内臓以外の部位すべてを守備範囲にしており、赤ちゃんからお年寄りまで年齢・性別を問わず、外傷(骨折・脱臼・靱帯損傷など)、代謝性疾患(骨粗鬆症など)、変性疾患(変形性関節症など)、炎症性疾患(関節リウマチなど)、脊椎・脊髄病変(椎間板ヘルニア、脊髄症など)、腫瘍(骨肉腫、骨転移癌など)、感染症(骨髄炎など)、先天性疾患など、実に多様な疾患を治療しています。整形外科学にはまだまだ発展途上な分野が多く、研究すべきテーマが数多く残されています。

 本格的な高齢化社会を迎えた今日、痛みや機能障害など患者のQuality of Lifeに直結する疾患を扱っている整形外科の患者数は、どこの病院でも増加の一途です。しかし、東北地方における整形外科医の数は、かなり不足しているのが実情です。

 整形外科に興味を持たれた学生の皆さん、医師の皆さん、どうぞお気軽にご連絡下さい。

医師募集

『平成30年度 整形外科専門研修医(後期研修医)募集中』

卒後2年間の初期研修を修了した(見込みを含む)医師を対象に、整形外科専門(後期)研修医を募集しています。

『整形外科専門(後期)研修プログラム』(詳細はこちら)

 

東北大学整形外科学教室では、医師免許を取得後、2年間以上の卒後研修を終了または終了する見込みで、整形外科に興味がある医師を募集しています。

採用後は、東北大学病院および関連病院の整形外科医となり、東北大学整形外科専門研修プログラムに沿った研修を行って頂きます。各個人のご希望に合わせた様々な研修内容にも対応可能です。

すでに整形での後期研修を始めている先生(卒後3年目以上)も、新システムに沿ったカリキュラムを準備しています。自分で残りの整形外科後期研修期間の研修先を選択することができます。

興味のある方は、下記の医局長にメールで御連絡頂くか、専用の問い合わせフォームにて御相談下さい。

医局長の連絡先はこちら captain*ortho.med.tohoku.ac.jp (*を@に変更してください)

研修概要〔新制度〕

 旧制度はこちらをご覧下さい

 整形外科入局の最大のメリットは何でしょうか?それは、誰もが一人前の整形外科医になれるような専門研修プログラムが用意されていることです。

 

キャリアアップの流れ

 

 東北大学整形外科に入局すると、4年間の整形外科専門研修(後期研修)期間で研修施設にて、一般整形外科としての診断と治療、病棟管理、基本的な手術を学びます。

 この4年間のうちに、東北大学整形外科の大きな特徴である「新人教育プログラム」があります。

【 新人教育プログラム 】

講 義

テーマ 講義時間
同窓会、NPO、日整会、整形外科医の心構え 0.5
カルテの書き方、医学英語の勉強法 0.5
医局ガイダンス
医局のしくみ、病棟業務のいろは(麻薬のことなど)
0.5
神経学的所見の取り方、腰椎疾患 1.5
外来での診察法 0.5
高度救命救急センターについて、救急疾患 1
股関節 1
頸椎疾患 1
骨・軟部腫瘍(各論および取り扱い方) 1
リウマチと類縁疾患 1
脊椎・脊髄損傷・脊椎感染症 1
肩関節 1
骨粗鬆症 1
膝関節 1
足部疾患 1
肘関節、末梢神経障害、伝記生理学的診断 1
骨関節の感染症 1
手関節、手部疾患 1

他施設実習

仙台赤十字病院(小児股関節、足) 施設見学
拓桃医療療育センター(小児整形外科) 施設見学

解剖実習

上肢帯(肩~上腕) 7月~8月上旬
上肢(肘~手)
股関節
膝関節
足部
脊椎

 各分野のエキスパートの先生によるわかりやすい講義、一般病院ではなかなか見ることのできない小児整形専門施設の見学、そして解剖実習です。学生時代に行った解剖実習は人体の構造を学ぶことが主目的であり、まだ臨床経験がないこともあって、実際に手術を行うには不十分な面があったのではないかと思います。整形外科新人教育で行う臨床解剖実習では、手術に直結した解剖学的知識を身につけることを目的にしており、これまでの参加者からも「実際に手術を行う上で、大変有益だった」との声が多く寄せられています。

 専門研修の期間は関連病院を原則1年ごとに異動し、研修します。地方の病院は外傷の症例数が非常に多いので、ここで救急治療や様々な外傷の手術を身につけることができます。また、仙台市内の救急・外傷センターがある整形外科疾患が多い病院でも研修することができます。この時期には、指導医の厳しくも温かい指導のもとで学会発表などの学術的活動も行います。

宮城県

東北労災病院 仙台赤十字病院 仙台医療センター 仙台市立病院 仙台西多賀病院 仙台整形外科病院 JCHO仙台病院 東北公済病院 松田病院 宮城県立がんセンター 宮城県立こども病院 公立黒川病院 石巻赤十字病院 ⼤崎市民病院 栗原中央病院 登米市民病院 気仙沼市立病院 みやぎ県南中核病院

岩手県

岩手県立中央病院 岩手県立磐井病院 奥州市総合水沢病院 一関病院

山形県

山形市立病院済生館 東北中央病院

福島県

竹田綜合病院 磐城共立病院

秋田県

大曲厚生医療センター

茨城県

水戸医療センター

 

 いろいろな病院での勤務を経験することで、偏った知識や経験を避け、より広い見地にもとづいた客観的で多面的な判断ができる一人前の整形外科医となっていくことができます。大学院入学を希望される方については、1~2か所の病院勤務後に入学するとよいでしょう。大学院を卒業後、臨床的なサブスペシャリティを決定し、さらに研鑽を積んでいきます。

4年間の専門研修の後は、専門医試験を受験することができます。専門医を取得後は、各個人の希望もふまえて関連病院の勤務医または大学の医員として経験を積んでいただき、より専門性の高い整形外科のエキスパートとして活躍していくことになります。詳しくは、キャリアパスの項をご覧ください。

整形外科専門研修(後期研修)制度 〔新制度〕

 東北大学整形外科では、専門医を取得するまでの期間、より専門性の高い医師の育成に力を入れており、さまざまなセミナーや勉強会を開催しています。これらのセミナーでは、各専門分野が体系的に学べると非常に好評です。また、国内で開催される他のセミナーに参加するときには、NPO法人とうほく整形外科や東北大学整形外科同窓会(陵整会)から助成を受けることができます。

◆ 専修医のための各種セミナー

東北大学脊椎外科セミナー

東北大学骨軟部腫瘍セミナー

東北大学小児整形外科セミナー

東北大学リウマチ外科セミナー

東北大学関節鏡スタートアップセミナー

宮城手の外科セミナー

乳児股関節エコーセミナー

足部疾患・外傷セミナー

 

◆ NPO法人とうほく整形外科とは

  東北大学整形外科および関連病院の医師が、若手整形外科医の育成を大きな目標にして立ち上げたNPO法人です。

活動
1.さまざまなセミナー、勉強会を開催しています。
2.セミナー、学会等の参加の助成、短期の海外研修に参加あるいは海外で学会発表

に対する助成を行っています。

 

 NPO法人とうほく整形外科のホームページへ

 

◆ 専修医に対する助成

  東北大学学術振興基金(整形外科同窓会)

  NPO法人とうほく整形外科専修助成

キャリアパス〔新制度〕

≪ 専門志向のAさんの場合 ≫

 

 スポーツ大好きで、学生時代からバイオメカに興味があったAさん。

 初期研修終了後に迷うことなく整形に入局しました。仙台市内の病院で一般整形を、大学で関節・脊椎・腫瘍・肩を集中的に学び、関連病院に異動しました。

 将来の専門分野を既に決めており、それをやるために大学院に入学しました。大学院では専門分野の臨床と基礎研究に明け暮れ、学会発表や論文執筆を精力的に行いました。周りからも専門家という目で見られはじめました。

 大学院で学位と専門医を取得し、卒業後は一般病院や専門病院で腕を振るっています。いずれ留学や、大学に戻って研究を発展させることを考えています。

 

≪ 大学院には興味がないBさんの場合 ≫

 

 初期研修で2年間ローテートした後、整形に入局したBさん。

 整形経験が少ないので心配でしたが、半年仙台市内の病院で一般整形を学び、その後半年大学で専門領域を学ぶというコースだったので、スムーズに整形に入っていくことができました。

 その後地方の関連病院で精力的に仕事をこなしました。できる手術も増えてきて楽しい盛りでしたが、異動の知らせが届きました。もう少し同じ病院にいたいと思いつつ異動しました。

 新しい病院では、前の病院と異なる治療方針でした。はじめは戸惑いましたが、いろいろな方法があるというのを知り、整形外科医師として引き出しが増えました。

 Bさんは大学院には行かず、専門医を取得して、いろいろな病院を回りながら一臨床医として経験を重ねています。

基礎・臨床研究

臨床・基礎研究につきましてはこちらのページをご覧下さい。

上肢運動器学寄付講座

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