東北大学整形外科学教室

大学院２年目の原田健登と申します。2023年5月11日から5月14日に横浜パシフィコで行われた第96回日本整形外科学会学術総会(日整会)に参加しました。多様な膝の下肢冠状面アライメントを包括的に分類するCPAK(Coronal Plain Alignment of the Knee)分類というものが2021年に海外で初めて発表され、膝のアライメントの分野では世界のトピックとなっています。当院でも150例のデータをこれまで報告がないやり方で収集し、いいデータが出たのでオーラルで発表させて頂きました。日整会でのオーラル発表は初めてで少し緊張しましたが、著名な先生方と活発な討論、意見交換ができ、大変貴重な経験になりました。

また今回は新型コロナウイルスが第５類感染症に分類された後の初めての学会であり、東北大学整形外科の同門会が数年ぶりに開催されました。当院だけでなく他施設の同門の先生方とも楽しく酒を交わすことができ、コロナ禍からの脱却を改めて感じることができました。

今後も学会は現地参加が主になると思うので、質の高く全国で通用するいい研究、発表ができるよう精進し、全国各地を堪能しに行きたいと思います。

写真は横浜の夜景。会場のパシフィコも写っています。

綺麗な夜景にうっとりし、肝心な現地で写真を撮るのを忘れてしまいました…。