2025/12/15
2025年10月24日(木)・25日(金)の2日間、下関市にて開催されました日本股関節学会に参加いたしましたので、ご報告申し上げます。
会場となった下関は、秋晴れの穏やかな気候に恵まれ、学会参加に適した環境でした。学会期間中には当地名物であるふぐ料理を味わう機会にも恵まれ、同門の先生方との交流を深める良い機会となりました。
本学会において、東北大学整形外科からは6名が参加し、全員が口演発表を行いました。股関節疾患に関する基礎的研究を中心に、幅広いテーマについて発表が行われ、各演題に対して活発な質疑応答がなされていました。
学術的には、当科で研究しております大腿骨頭壊死やに関する最新の知見に触れました。また人工股関節置換術に関する最新の知見や、手術手技の工夫に関する報告が多くみられ、日常診療に直結する示唆に富んだ内容でありました。股関節疾患における病態評価や治療戦略の最適化に関する議論は非常に有意義であり、今後の臨床応用に活かしていきたいと感じました。
また、会場では同門の先生方をはじめ、これまで学会や研究会でご縁のあった先生方とも再会し、情報交換を行うことができました。学術的刺激のみならず、人と人とのつながりを再確認できた点においても、大変有意義な学会参加となりました。
本学会で得られた知見および交流を今後の診療・研究に反映させ、より質の高い医療の提供に努めてまいります。
末筆ながら、本学会参加にあたりご高配を賜りました先生方、ならびに不在中の業務を支えていただきました関係各位に、心より御礼申し上げます。