東北大学整形外科学教室

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第54回 日本脊椎脊髄病学会参加報告(日下部詢弥)

2025/04/21

2025年4月17日から19日にかけて、幕張メッセにおいて第54回日本脊椎脊髄病学会が開催されました。東北大学脊椎班からは、相澤俊峰先生が座長を務められ、橋本功先生と高橋康平先生が初日のEnglish Presentation Awardでご発表されました。大変喜ばしいことに、両先生ともにSilver Award Winnersに選出され、ダブル受賞という快挙を達成されました。日頃よりお世話になっている直属の先輩方のご受賞ということもあり、まるで自分のことのように嬉しく感じました。

初日には、高橋先生のEnglish Presentation Award(写真1)を拝聴し、その後、Lateral Trans Psoas Approachに関するランチョンセミナーや会長講演を聴講いたしました。恩師の先生が開いてくださった会食に参加するため、会場を後にしました。私にとって特別な時間となりました。

(写真1)

2日目の18日には、八幡健一郎先生、大野木孝嘉先生が到着され、台湾のChung Gun Memorial HospitalのYeh先生との会食に同席させていただきました。Yeh先生とは、昨年7月に台湾での手術見学の際にお世話になって以来の再会でした。Yeh先生のご友人であるYao先生もご参加くださり、会は大いに盛り上がりました。Yeh先生のお話によれば、今回の学会には台湾から脊椎外科医が20名以上参加されているとのことでした。再会を記念し、記念撮影も行いました(写真2)。その後、学会に戻り、「合併症の回避と対策」に関するシンポジウムを拝聴しました。ハインリッヒの法則に言及されていた演者の先生もおられ、重大事故を防ぐには知識と判断力、そしてヒヤリ・ハットの徹底的な予防が不可欠であると強く感じました。学会終了後には、橋本先生、八幡先生、大野木先生とお話しする機会をいただき、大変貴重な学びの時間となりました。物の見方が根本から揺さぶられるような刺激を受けました。今の恵まれた環境が永遠ではないことを改めて実感し、日々の感謝を忘れずに過ごすことの大切さを感じました。

(写真2)

3日目の帰路では、根津神社のつつじまつりと日比谷公園のネモフィラ・チューリップ花壇(写真3)を訪れ、心身ともにリフレッシュすることができました。来年以降は、毎年口演発表することを目標に、仙台へと戻りました。

(写真3)

今回、学会に参加し、多くの貴重な経験と学びを得ることができたのは諸先輩方のご指導とご厚意のおかげです。ありがとうございました。

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